私は社会人になってから英語の勉強に興味がではじめ、英語の勉強をするのが好きでした。
ただ単純に英語の語学の勉強が好きだっただけで、海外の方と話す機会にはあまり積極的に参加してきませんでした。
そんな私ですが、仲の良かった友人と数年前に海外旅行に行った時に、現地で英語を全く話すことが出来ずに悔しかったことがきっかけで、会話重視の英会話の勉強にのめり込んでいくようになりました。
英会話の練習はしたことがなく、スピーキングには自信が全くありませんでした。
英会話スクールに通い出したのですが、頭では分かっていると思っていたことが、実際に英会話スクールに行くと、自分が思ったように話せなかったことがとてもショックでした。
今回の記事では、私がスピーキングスキルを上達させるためにやって良かったことを紹介したいと思います!
英語の勉強はしているけれど、スピーキングに自信がない方は、ぜひ参考にしてみてください。
英語の本を口に出して読む!
まず初めに私がしたことは、英語の本や参考書に書かれているフレーズを口に出して読むことです。
頭では分かっているのに、自分の口から英語が出てこないのは、口が英語を話すことに慣れていないからなので、ゆっくりでも良いので全部読み上げていくことで口を慣らしていきます。
最初やり始めた時は、全く前に進まず、時間もかかって大苦戦していたのですが、同じ1冊を繰り返し何度もやることで、次第にそのフレーズごとを丸々と覚えることが出来、いざ自分がスピーキングをする場面になると、以前と比べると格段に英語が出てきやすくなってきました。
また、口が慣れていくだけではなく、明確に自分自身の弱点を知るきっかけにもなります。
ただ読むだけではなく声に出して読み進めていくことで、今自分が言えるフレーズと言えないフレーズが何なのか、、自分が知っているフレーズ以外のフレーズや単語が出てきたり、発音の仕方が分からない、このフレーズが言いにくい理由はなんだろう?、この接続詞の使い方はなぜだろう?と、今まで気が付かなかった様々な発見をすることが出来るので、この方法はとてもおすすめです!
始める時の注意点として、この方法は最初はすごく時間がかかるので、読み方がわからないフレーズや単語は最初から日本語で読み方をふっちゃった方が楽です!
繰り返しやるので、日本語の読み方を書いておいた方がいちいち調べなくて済みます♪
とにかく意味が最初は分からなかったとしても、躓いてしまったところに時間をかけて重点的に勉強するのではなく、読む回数を増やして、自分で話して、自分の耳で英語を聞く!ということを繰り返すことによって、かなりスピーキングスキルが身に付いたと思います。
色んな本でやるのではなく、1冊に絞って丸暗記するぐらい繰り返しやるのがおすすめです。
最初の頃は口が英語になれていないので、顎に疲れを感じます。ですがこちらも行っていると次第に慣れていきますよ♪
イディオムを覚える!
私がスピーキングスキルを上げる為にやって良かった2つ目として、イディオムを覚えることです。
英会話では、英語の試験勉強ではあまり出てこない「イディオム」というものが存在します。
これは、英会話の勉強をし始めてから気が付いたのですが、英会話ではネイティブの皆さんはイディオムを多用します。
たとえばというnight owlというイディオムがあるのですが、これは「夜更かしする人」という意味があります。
単純に直訳するとnight→夜、owl→ふくろうなので、このイディオムの意味を知っておかないと「夜更かしする人」という意味がわからず、会話の内容に混乱するかもしれませんね。
英会話では、相手の話した内容に対して、知っている単語数が7割を下回ると、意味が理解できなると教えて貰ったことがありますが、実際に、イディオムを多用されたら本当に相手が何をいているのか意味が分からなくなります。
英会話スクールでは、先生方はあまり難しいイディオムを使わずに会話してくれますが、ネイティブの方と話すと場面では、全く会話についていけなくなってしまったことも頻繁にありました。
イディオムを勉強すればするほど、スピーキングスキルの幅が広がり、リスニングスキルもグッとあがったと思います♪
イディオムは意外と調べても分からないことがあります。
もしネイティブ同士の会話でわからない言い回しがあったら、その都度「それどういう意味?」って聞くと、違う言い回しで教えてくれたりするので、わからなかった時には直接そのまま本人に聞いてしまいましょう。
英語も日本語と同じように、人によってよく使う単語や言い回しがあります。
イディオム自体を使いこなすのはハードルが高いですが、知っておくだけ&尋ね方を聞いておくだけでボキャブラリーの幅がグッと広がっていきます。
文法の勉強のやり直し
スピーキングスキルをあげるためにやって良かったことの3つ目ですが、私が英会話スクールに通い始めた時は、とにかく知っている単語を繋げて話していました。
先生はそれでも私が言いたいことを汲み取ってくれようとしてくれましたが、なかなか通じないことの方が多ったですし、相手の簡単な質問にしか回答することが出来なかったです。
自分の意見を正確を伝えたいときは、単語だけを知っているだけではなく、文法の重要性を実感しました。
特に周りが意思疎通を取りながら会話しているのを間近でみていて、私に足りないのは、自分で英語文章を瞬時に組み立てるスキルでした。
それから、改めて文法の勉強を見なおすようにしたところ、より私の言いたいことが正確に相手に伝わるようになりました。
その時は、周りから急にスピーキングスキルが上がったね!と褒めてもらう機会が増えました。
本当に簡単な会話だけなら単語やフレーズだけ丸暗記して覚えるだけでもOKだと思うのですが、自分の意志を明確に伝えたい時は文法のスキルが不可欠だと思います。
ちなみに、私が文法の勉強をする時に必ず使うのがTOIECの参考書です。
TOIECは基礎がギュッと詰まっている参考書なので、英語初心者の方から中級者の方でもおすすめです。
相手に伝えたいという気持ちが大事!
英語の勉強をしていて感じるのは、どんなに一人で英語の勉強をしていても、日常で英語を話す機会がないので、自分ひとりの世界になりがちです。
ですが、英会話となると、必ず話す相手が目の前にいます。
英語をただ単に勉強していた頃と今1番大きく違うのは、英語は勉強ではなくて、コミュニケーションツールであることを理解したことです。
相手が何を私に伝えたいのか、私が相手に何を伝えたいのか、相手を大切にする気持ちが1番大切だと思います。
スピーキングスキルを伸ばすのも、自分の気持ちを相手に伝えるための手段になります。
その為にも、英会話スクールで対面で話す環境を自分で作ったり、ボランティア活動をしてネイティブの方々と接する機会が増えていくと、より自分のスピーキングスキルをあげたいとモチベーションをあげることに繋がっていくと思います♪
是非参考になれば嬉しいです!
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