カナダのバンクーバーで暮らす時、学校の寮に入ろうか、ホームステイ先に宿泊するか、ルームシェアを利用して暮らそうとかなど、様々な手段を考えると思います。
家は生活の基盤となる場所になるので、自宅に戻った時に落ち着ける家を選びたいと誰しもが思うと思うのですが、バンクーバーの家探しは思っていた以上に大変です!
この記事では、私の実体験を元に、バンクーバーでルームシェアを探す時の上手なコツを紹介したいと思います。
ルームシェア探しを始める時期は?
ルームシェア探しは、引っ越しをする2カ月~2カ月半前ほどから始めるのがおすすめです。
最初に私がバンクーバーへ渡航した際には、2カ月間ホームスティ先にお世話になっていました。
バンクーバーでのホームステイ料金は大体1カ月800ドル(約月7万円)くらいなのですが、ルームシェアだと450~600ドル(約4万円~5.5万円)ほどです。
ホームステイよりもルームシェアの方が安いので、ホームステイは1カ月間だけの宿泊で出ようと思っていたのですが、なかなかルームシェア先が見つからず、1カ月間ホームステイを延長しました。
渡航する前まではルームシェアの部屋は簡単に見つかるものだと思っていたのですが、バンクーバーの春・夏のシーズンは特に物件が見つけにくいです。
4月くらいまでは多くの物件が選べる状態だったのですが、5月頃になるとグッと物件は少なくなり、少なくなってくると周りも早くルームシェア先を決めないと・・・!と焦り始めてきます。
語学学校に通っている間も、留学生同士でルームシェア探しで話題が尽きないくらいでした。
良さそうな物件は周りの人もやはり気になっているので、すぐにオーナーへ連絡をし、アポイントメントを取って見学に行ってオーナーさんと契約する必要があります。
私の場合当初の計画では、1カ月間ホームステイをして、その後はルームシェアに引っ越しをする予定だったのですが、となると、1カ月後にはホームステイを出て行かなくてはいけない状態だったので、渡航して1週間後にはもう引っ越し先を探しまくってました。
海外生活に慣れている人であれば、それでも全然大丈夫なスケジュールだと思うのですが、当初の私の英語力はゼロに等しい状態ですし、現地の土地勘もまだないので、焦りに焦りまくりました。
焦りから変な部屋に決めようとしたこともありました。
友達が考え直した方がいい!と止めてくれたお陰で、思いとどまることが出来ましたが、部屋選びを妥協しないためにも、英語初心者の方は出来れば、大体引っ越し前の2カ月~2カ月半前が丁度良いと思います。
短くても最低でも1カ月半は余裕を持っておくと良いと思います。
また、あまりにも早く探し始めても、あまり部屋が残っていないことの方が殆どなので、早くから探し始める方は、参考程度にしておくと良いです。
ルームシェアを選ぶときのポイント
ミニマム期間は短い方がおすすめ
カナダでルームシェアをかりる時、ミニマム期間がオーナーによって決められています。
ミニマム期間と言うのは、最低でも住まなくてはいけない期間のことを指します。
ミニマム期間が6か月間というルームシェア先だとしたら、6か月間の家賃は支払わないといけないです。
長期的に住むと決めているのなら良いのですが、でもし違う都市にも移動したい場合だと、もっと短い3カ月などのミニマム期間を選んだ方が良いです。
もし一緒に住んでいるルームメイトと相性が良くない場合もすぐに引っ越したいと思っても、ミニマム期間があって引っ越しができないとなると相当辛いと思いますので、個人的にはミニマム期間は短ければ短いほどおすすめです!
私は入居時にオーナーと交渉して1カ月間にして貰いました♪結局次の都市における仕事が決まるまで3か月ほどかかったので、3か月~4か月のミニマムでも良かったとは思います。快く1か月にしてくれたオーナーには、感謝しかありません。
ルームメイトの生活リズムを確認
ルームメイトがどんなタイプの人なのか、どんな生活をしている人なのか、入居するまで分からないことが殆どです。
でも、昼間働いている人なのか、学生生活を送っている人なのかで全然自分への影響が違います。
もし、自分が学校に通っていて自宅で毎日多くの課題をこなさないといけないのに、周りが仕事をしている人が多いと、夜はみんなで賑やかになる傾向にあります。
結構大変ではありますが、既にカナダで色んな経験をしているので、仕事やインターンのことに詳しかったり、カナダのおすすめの生活の仕方なども詳しかったりするので、色々教えて貰うことも出来るので、自分と違う境遇の人がいるのも一長一短あります。
家でどんな生活をするのかイメージしておくと良いと思います。あくまでもシェアハウスのルームメイトになるので、あまり期待せず、程よい距離感を保つ・・といった気持ちで入居するのがおすすめです。
オーナーさんへの相談しやすさを見極める
オーナーさんと自分との相性の良さは必ずチェックしておくのがおすすめです。
おすすめの方法としては、ルームメイトとなる人がどんな人が住んでいるのか必ずオーナーさんに確認しておきます。
オーナーさんが、既に住んでいるルームメイトの方がどんなことをしている人なのか詳しく知っている場合、大抵当たりのオーナーさんです!
というのも、オーナーさんとルームメイトのコミュニケーションが日ごろからしっかりとれている場合、何か困った時にすぐに動いてくれるタイプのオーナーさんであることが多いです。
カナダのルームシェアのお家のトラブルって、思っている以上に頻繁にあります。
家電系が壊れたり、インターネットが突然繋がらないなど、住んでいると何かしら起こります。
なので、オーナーさんとコミュニケーションが取りやすい・相談しやすい人であると、生活がとても楽になります。
ルームシェアを探す時の注意点
1人部屋が圧倒的におすすめ
私が失敗したことのある事例として、2人部屋のルームシェアを選んだことがあります。
2人部屋を選んだのは、現地の方と仲良くしたいという気持ちがあったからなのですが、ぶっちゃけやめておけば良かったと後悔です。
相当気が合う人と一緒なら問題ないですが、基本的に休みたい時に休めないです。
せめて、カーテンやパーテーションで区切ってあれば、パーソナルスペースが出来るので、おすすめです。
部屋探しは友達と一緒に行く
ルームシェアの見学は一人ではなく、必ず友達と行くようにした方が良いです。
ルームシェアを探すとき、ネットで写真を確認したり、オーナーとのメールのやり取りで決断しますが、やはり実際に行ってみるとネットでは分からなかった部分が見える時があります。
一人だと断りにくかったり、質問しにくいこともありますが、友達と一緒であればかなり心強いです。
もし、バンクーバーに行ったばかりで一緒に部屋の見学に行ってくれる友達がいない場合は、留学エージェントに相談してみると良いです。
バンクーバーには、まだ部屋は探していないけれど、いずれ部屋探しをしたいという方がいることが多いので、エージェント経由でお友達を紹介してくれることもあります。
現地では留学生同士がみんな助け合って生活していますし、一人で探さない方が良いことは皆分かっていることなので、必ず誰かに声を掛けてから行くようにしましょう。
少しでも参考になれば嬉しいです!
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